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Mori Cafe プロローグ Mother Hood  #6

まじでっ!!

 

きっと私を若い頃から知っていたお友達は心の中でそう思ったのではないだろうか。。。

 

実際、結婚する旨を母親に報告した時にも、母に『へぇ。。そうなんだ!あんたは一生結婚しないと思っていたよ〜。』と言われたくらいだ。

 

結婚する時でさえ、以外に思われたくらいである。

しかも今度は、一つの生命を生み出す大役である。

 

しかし、お腹に芽生えた生命はこっちの事情や感情などおかまいなしに、自分のペースで、どんどん成長していく。

 

私は、女性が柔軟性にとんでいるのは、新しい生命に一番関わらなければいけないのはやはり、母親になりうる女性という存在だからではないだろうか???と今になって思う。

 

生命の誕生ほど、神秘的で、強力なものはない。なぜならどんなに医学が発達したとしても100%コントロールする事は不可能だからだ。(と、思いたい。。。)

 

とにかく、どんなに努力しても、(子供が)できない時は出来ないし、でも、出来たらその成長を基本的に。。。止めることは出来ない。『まった!』は効かないのだ。

 

それが、自分の体の内部レベルで起こる。尋常ではない対応力が必要とされるのではないだろうか。

 

頭で思い描いたものがいつもそのとうりに行くとは限らない、女性は自分の体を通じてそういう事を深く学んでいるのではないだろうか。。。

 

妊娠期間のいうのは、本当に特別な刻だった。やはり、自分とはいずれ違くなる個体のエネルギーが自分の中にいる、自分だけではない感覚。でも、ただ、もう一つの存在がいるというだけではなく、同時に宇宙からの応援エネルギーを受けているようにも感じられた。

 

一番、その時に突飛した能力のいうのが、他の妊婦さんとのテレパシーだった。

街で妊婦さんに会うたびに、お互いの子供を宿している、という神聖なエネルギーを交換しあって楽しんでいた。

 

本当に不思議な感覚だった。その時はこのテレパシー能力のようなものがずっと続くかと思っていたけれど、今、街で妊婦さんを見かけても、あの時のような感情の高まりは見受けられない。もちろん、『Good Luck!』とは思うけれども。。。

 

そして、お腹の赤ちゃんが大きるなるにつれて、私はますます、確信を持っていった。

 

お世話するのは私かもしれないけど、ボスはこの子だ。。。


(続く。)

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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